カンター・フィッツジェラルド、コインベースの目標株価を184ドルから212ドルに引き上げ

  • カンター・フィッツジェラルドは、コインベースの目標株価を184ドルから212ドルに引き上げた。
  • 同銀行は、2027年の調整後EBITDA予想を26億8000万ドルに引き上げた。
  • ビットコインが一時8万ドルを上回った後も、オーバーウエートの投資判断を維持した。

カンター・フィッツジェラルドは、コインベース・グローバルの目標株価を184ドルから212ドルに引き上げ、オーバーウエートの投資判断を維持した。この動きについて、ビットコインが一時8万ドルを上回った後の仮想通貨市場の改善や、デジタル資産全般でのバリュエーション倍率の上昇と関連付けている。同銀行はまた、仮想通貨市場の環境とコインベースの2026年第3四半期見通しを織り込み、同社の2027年調整後EBITDA予想を26億8000万ドルに引き上げた。コインベースは、米国で規制された取引所であり、機関投資家が仮想通貨にエクスポージャーを得るための主要な上場市場手段としての位置付けを維持している。一方、同社がサブスクリプションサービスやステーブルコインの提携を拡大する中でも、株価は引き続き取引量と取引収益に大きく左右されている。これまでの分析では、取引量の増加、ETF関連の資金フロー、仮想通貨関連株の再評価がバリュエーションの根拠と結び付けられており、コインベースが第2四半期の発表で、仮想通貨取引量が複数四半期連続で過去最高を記録したことにも言及していた。カンター・フィッツジェラルドのモデルには以前、経営陣が示した第3四半期の見通しであるサブスクリプションおよびサービス収益5億ドルから5億8000万ドル、純収益に占める取引手数料の比率が10%台、調整後費用9億8000万ドルから10億8000万ドルが反映されていた。212ドルの目標株価は、当時の水準からの上昇余地が小幅にあることを示すものと説明された一方、他の一部アナリストは規制リスクや変動性リスクに対してなお慎重な姿勢を示している。今後数カ月は、現在の勢いが続くかどうかを見極める上で重要な時期になるとみられている。

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