ノバルティスは8月下旬、自己免疫疾患および神経疾患を対象とする実験的なキメラ抗原受容体T細胞(CAR-T)療法の臨床試験8件を一時中断した。患者3人が死亡したためである。死亡には重篤な免疫反応が関与しており、同社はCAR-T療法に伴う既知の安全性リスクだと説明した。ノバルティスは包括的な検証を進め、試験を監督する独立した安全性委員会と連携するとともに、規制当局と情報を共有している。ウォール・ストリート・ジャーナルによると、ブリストル・マイヤーズ スクイブも予防措置として、自己免疫疾患を対象とする同様のCAR-T試験を一時中断した。死亡時期は直ちには明らかにならず、ノバルティス株は0.39%下落した。