米国の7月求人件数、予想下回る 自発的離職者数は306万人に減少

  • 米国の7月の求人件数は8万9000件増の727万1000件となる一方、採用件数は27万8000件減の505万4000件となった。
  • 製造業の求人は7万9000件増加し、解雇・離職者数は166万6000人、離職者数は306万人に減少した。
  • 市場が米連邦準備制度の9月会合の見通しを見極める中、労働市場は採用も解雇も少ない状況を示した。

米国の7月の求人件数は前月比8万9000件増の727万1000件となった。6月分は下方修正され、718万2000件だった。市場予想の730万件は小幅に下回った。一方、採用件数は27万8000件減の505万4000件となり、2月以来の低水準に落ち込んだ。米労働省が発表した求人労働異動調査(JOLTS)によると、求人率は4.3%から4.4%に上昇した。製造業の求人は7万9000件増加し、耐久財関連に集中したほか、州・地方政府の教育、医療・社会扶助でも増加した。レジャー・ホスピタリティーの求人は2021年以来の低水準に落ち込み、専門・ビジネスサービスの求人は6万5000件となった。解雇・離職者数は11万9000人減の166万6000人で、1月以来の低水準となった。自発的離職者数は15万7000人減の306万人となり、失業者1人当たりの求人件数はおよそ1.1件となった。米連邦準備制度のケビン・ウォーシュ議長は、労働市場について「かなり安定している」とし、「完全雇用水準と整合的だ」と述べた。一方、市場では、投資家が8月の雇用統計を待つ中、9月の利上げをめぐる見方が分かれている。

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