豪ドルは3カ月超ぶりの高値圏となる0.71ドル台を維持した。底堅い第2四半期の成長と、7月も堅調だった貿易黒字を受け、豪準備銀行(RBA)が追加利上げを行うとの見方が強まった。オーストラリアの財貿易黒字は、6月の改定値23億豪ドルから7月には19億豪ドルへ縮小したが、コンセンサス予想の14億5000万豪ドルは上回った。金輸出の減少と燃料輸入の増加が縮小の要因となった。季節調整済み実質GDPは4~6月期に前期比0.4%増となり、予想と一致。年間成長率は2.1%に上昇した。一方、1人当たりGDPは横ばいとなり、個人消費は前期比0.4%増のペースを維持した。製造業は1.9%縮小した一方、鉱業と情報通信はいずれも1.3%拡大した。純輸出はGDPを押し上げたが、経常赤字は272億2000万豪ドルに拡大し、燃料輸入は42.5%急増した。市場では、今月の利上げ確率がGDP発表前の49%から58%に上昇し、11月までに政策金利が4.60%となることが完全に織り込まれた。情報源の資料では、RBAは今年3回利上げしており、追加引き締めを再開する可能性があるとされている。これに加え、インフレ率が2~3%の目標を上回るなか、政策金利が2023年11月以降4.35%に据え置かれているとの、依然として関連性のある従来の文脈も示されている。湾岸地域での戦闘再開を受けて原油価格が上昇し、インフレ懸念も強まった。一部の従来の市場報道では、GDPが前期比0.9%増、前年比3.4%増となったとの異なる数値や、それに伴う通貨の反応が伝えられている。投資家がインフレ指標と次回の政策発言を注視するなか、これらの数値はより緩やかな豪州統計局(ABS)の詳細と併せて記録されている。