日本円は9月3日のニューヨーク取引で急伸し、一時1ドル=155.47円まで上昇した。日中の上昇率は2.08%に達し、5月以来の高値となった。市場で日銀がより速いペースで金融引き締めを進めるとの観測が強まったほか、米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事が、インフレ率が2%に向けて動き続けるなら金利据え置きを支持できると述べたことでドルが下落した。ウォール街の上昇を受け、日本、韓国、オーストラリアのアジア株先物は上昇を示した。一方、市場では9月のFRB利上げ観測が週初の約70%から、おおむね五分五分まで低下した。ドル指数は0.69%下落して98.91となり、ドルは5月以来の安値を付けた。また、市場では9月17~18日の日銀会合で0.25パーセントポイントの利上げが行われる確率を約75%と織り込んだ。