カルシー、ポリマーケット、ポリマーケットUSの合計取引量は8月に14.5%減少し、453億3000万ドルとなった。2025年8月以来初の前月比減少であり、6月11日から7月19日まで開催されたFIFAワールドカップによる夏場のピークを経ての減少となった。カルシーの取引量は371億7000万ドルで、7月の401億ドルから7.3%減少した。一方、ポリマーケットとその米国プラットフォームは81億6000万ドルとなり、128億9000万ドルから36.7%減少した。ただし、8月の取引量は5月の256億6000万ドルをなお上回った。両プラットフォームは、スポーツ関連契約を主な争点として、十数州から執行措置や訴訟提起を受けるなど、法的圧力が強まっている。これには、カルシーによるスポーツ契約の提供阻止を求めてコネチカット州が8月27日に提起した訴訟も含まれる。カルシーは、全米テニス協会との契約に基づき全米オープンの独占予測市場パートナーとなり、本戦が8月30日に始まる中でスポーツ分野での存在感を拡大した。また、8月31日には初の永久利用禁止処分を出し、禁止されている一般教書演説への出席をめぐる賭けを行った元米下院議員ジョージ・サントスを排除するとともに、7万1000ドルを超える罰金を科した。ワールドカップ後の低迷と規制をめぐる争いが当面の見通しを左右する中でも、取引量は大会前の水準を大幅に上回っている。