この2つの統計は、2026年第2四半期に発表された別々の賃金統計を示している。スロバキアの実質賃金は前年同期比0.5%下落し、10四半期連続の上昇に終止符を打った。一方、チェコの実質賃金は前年同期比4.3%上昇し、10期連続の増加となったものの、前四半期から減速し、市場予想の5%上昇を下回った。スロバキアの平均名目月額賃金は3.2%増の1,707ユーロとなったが、インフレにより購買力が低下した。チェコの平均総名目月額賃金は6.4%増の5万1,966コルナとなった。スロバキアでは、名目賃金が調査対象19部門のうち16部門で上昇し、不動産業が伸びをけん引した一方、行政が名目賃金、実質賃金ともに最も大きく下落した。チェコでは、管理・支援サービス業の賃金上昇率が最も高かった。スロバキアの2026年上期の名目賃金は4.6%増の1,659ユーロ、実質賃金は0.9%上昇した。チェコの上期平均賃金は6.2%増の5万650コルナとなった。