Twenty One CapitalのCEO、Raphael Zagury氏が「初のハッシュレート弱気相場」と呼ぶ状況にビットコインはあり、ネットワークの計算能力が2025年後半に記録した約1.3ゼタハッシュ毎秒の最高値を下回る状態が長期化している。同氏が使用したプレゼンテーション資料では、このピークからの下落率はおよそ22~24%とされている。Zagury氏は8月28日、香港で開催されたBitcoin Asiaでこの見解を示し、Twenty One Capitalはその後、準備した講演録を米証券取引委員会(SEC)に提出した。同氏は、中国のマイニング禁止措置後にマシンが移転して回復した2021年の急落と、今回の緩やかな低下を対比した。今回のサイクルでは、事業者がビットコインのマイニング設備を自動的に拡大するのではなく、限られた電力、データセンター容量、資本を人工知能(AI)に振り向けていることが背景にあるという。TeraWulf、IREN、Core Scientific、HIVE、Cipherなどの上場マイナーはこの転換を最も先行して進めている一方、MARA、CleanSpark、Riot、Bitdeerなどの企業は依然として大規模なマイニング事業を運営している。ハッシュレートの低下は、ディフィカルティが約2週間ごとに下方調整された後、残ったマイナーのネットワーク占有率を高める可能性がある。ただし、収益は依然としてビットコイン価格、手数料、電力コスト、競争に左右される。Zagury氏は、低コストの事業者はなお利益を上げられると主張し、ビットコイン価格がハッシュレートを上回るペースで上昇する局面でマイニングは最も好調になると述べた。また、小規模な資金配分を行う投資家には、マイニングへのエクスポージャーを持つ前にビットコインを購入するよう助言した。