日本の国債利回り3%到達、 高市氏の成長戦略に試練

  • 日本の10年物国債利回りが3%を超え、高市氏の財政計画への圧力が強まった。
  • 日本の投資家は8月22日までに海外債券を3兆円売却した。
  • 企業年金基金は、国内債券の保有を2008年以来最も強く引き上げる意向を示した。

日本の10年物国債利回りは火曜日、1996年以来初めて3%を超え、政府の資金調達コストを押し上げるとともに、高市早苗首相の減税と複数年にわたる投資を柱とする戦略に試練をもたらしている。日本政府は、2027年3月末の政府債務が1145兆円(7兆2000億ドル)に達すると見込んでいる。また、国債費は次の会計年度に17.1%増の過去最高となる36兆6400億円に膨らむ見通しである。高市氏の経済・財政運営の基本方針案は、2040年度までに官民で370兆円を投資する構想を示しているほか、来年4月から2年間、食品・飲料の消費税率を8%から1%に引き下げることを決めた。こうした計画の財源は依然として不透明で、投資家は国債の追加発行の可能性を懸念している。日本の利回り上昇は、世界の資本フローも変化させている。日本の投資家は8月22日までに海外債券を3兆円(187億ドル)純売却し、2022年の債券売り以来で年初来最大の資金流出となった。一方、企業年金基金82社を対象とした調査では、国内債券の保有比率を引き上げる予定の基金の純割合が2008年以来の最高水準となった。日本は依然として約2兆4000億ドルの海外債券を保有しているが、為替ヘッジコストが高止まりし、日本国債の相対的な魅力が高まる中、海外債券への需要が弱まっているとディーラーや運用会社は報告している。この動きは、資本の大規模な本国回帰というよりも、海外債券の限界的な買い手としての日本の役割が徐々に縮小しているものとみられている。

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