Coinbase Advancedは、ローソク足またはライン表示、Y軸設定の調整、資産タイプのフィルター、選択可能な時間足、テクニカル指標に対応したカスタマイズ可能なチャートを提供するようになった。ユーザーは市場ごとにチャート設定を保存できるため、RSI(相対力指数)を表示したビットコインの4時間足チャートなどの設定を、市場を切り替えても維持できる。これらのツールはTradingViewとの連携によって提供され、100種類を超える指標やカスタム描画ツールを利用できる。別途行われたモジュール型インターフェースのアップデートでは、20種類を超えるウィジェットを備えたカスタマイズ可能なダッシュボードも導入された。ユーザーはあらかじめ用意されたテンプレートを使うことも、ゼロからレイアウトを作成することもできる。Coinbaseは2025年を通じて、さらに2026年に入ってからも取引ツールを段階的に追加しており、時間足の拡充や4時間足の導入などを進めてきた。2026年6月のモジュール型インターフェースのリリースは、その一連のアップデートのなかで最大の単独アップデートとなった。今回の追加は、バイナンス、Bybit、OKXが高度なチャート機能やカスタマイズ可能なインターフェースでプロトレーダーを取り込もうと競争するなかで行われた。Coinbaseは従来、米国市場における規制面での地位とブランドへの信頼によって差別化を図ってきたが、伝統的金融のバックグラウンドを持つユーザーは、ブルームバーグ端末やThinkOrSwimに似たツールをますます期待するようになっている。