米国株は2日、テクノロジー株と金融株が主要株価指数を支え、米国債利回りと原油価格が高止まりする中で反発した。ダウ工業株30種平均は295.07ドル(約0.6%)高の5万3061.95ドルで取引を終え、4営業日ぶりに上昇するとともに、心理的に重要な5万3000の水準を上回った。ナスダック総合指数は118.06ポイント高の2万6217.83、S&P500種は約0.5%上昇した。10年物米国債利回りは一時4.82%に達し、2023年11月以来の高水準となった。その後、取引時間中の高値から低下したものの、4.80%近辺で推移した。10月物のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は、シェブロンがベネズエラでの事業拡大を発表し、ライト・エネルギー長官がホルムズ海峡を通じた原油輸送について協議した後も、1バレル当たり79セント高の91.01ドルで引けた。長期金利の上昇が一服する中、投資家はテクノロジー株や金融株にも買いを広げた。デル・テクノロジーズの好決算も半導体株を支援した。エヌビディアは3.2%高、アメリカン・エキスプレスは1.8%高、キャタピラーは1.7%高となった一方、ハネウェル・テクノロジーズと3Mは下落した。デルは市場予想を上回る決算を発表し、売上高見通しを引き上げたことから、別途15.8%急騰した。アルファベット、メタ、オラクルも上昇した一方、パロアルトとブロードコムは下落した。アルファベットは、グーグルが広告取引所を維持することを認める一方、競合他社との相互運用性を義務付ける判決を受けて買われた。エヌビディアは、ハギング・フェイスを140億ドルで買収する協議が最終段階に近づいているとの報道も材料となった。ニューヨーク証券取引所の売買高は11億7937万株で、前営業日から24万株増加した。