現代モービスは、スロバキアのノバキに新設した工場でパワーエレクトリック(PE)システムの量産を開始した。これは同部品を生産する同社初の欧州工場となる。トレンチーン州に位置する8500平方メートルの工場では、ステーターやインバーターなど電気モーターの主要部品を生産し、年間28万PEシステムの生産能力を持つ。これは電気自動車28万台分に相当する。現代モービスはこのプロジェクトに約2500億ウォン(1億8380万ドル)を投資した。同工場は、チェコとスペインにあるバッテリーシステム組立工場に次ぐ、同社にとって欧州3カ所目の電動化生産拠点である。生産品は当初、欧州の工場で現代自動車と起亜が生産する電気自動車に供給する。現代モービスは今後、顧客基盤を欧州自動車メーカーに拡大する計画である。同社は、現代自動車と起亜の系列会社向けが現在の売上高の80%超を占めるなか、2033年までに海外自動車メーカー向け売上高の比率を40%に引き上げることを目指している。