マンゴー・エクセレント・メディアの株価は今週、一時64%上昇し、2015年1月以来最大の週間上昇率を記録した。これにより同社はMSCIアジア太平洋指数で最も上昇した銘柄となった。上昇のきっかけとなったのは、8月31日に初公開された『西遊記の後日譚』で、これまでの報道では『西遊記:その後の物語』とも表記されている。マンゴーTVは同作を、中国初の完全AI生成による長編テレビドラマと位置付けている。制作には新たな放送中審査の枠組みが採用され、放送に合わせてエピソードを段階的に審査に提出できるため、シリーズの放送が進む中で制作者が後半の話数を調整できる余地が生まれる。AI生成コンテンツが新たな成長エンジンになるとの見方から、クンルン・テックやチャイナ・リテラチャーの株価も上昇した。中国国家ラジオによると、第1四半期には約12万8000本のマイクロドラマが市場に投入され、その95%がAI生成だった。アナリストは、規制の転換がマンゴーやiQIYIを含むプラットフォームを支える可能性があると指摘している。一方、バイトダンスのSeedance、MiniMaxグループのH3、快手科技のKlingなど、動画生成モデルにも注目が集まっている。マンゴーの2026年上期の売上高は3.86%増の61億9400万元となったが、純利益は73.58%減の2億200万元だった。