ウクライナ国家警察、保安庁、検事総長府は、欧州連合(EU)市民を含む20カ国超の人々を標的にしていた、キーウ周辺の偽の仮想通貨投資プラットフォーム運営ネットワークを解体したと発表した。捜査当局は、ドイツ、ポーランド、リトアニア、ラトビア、スペイン、フランス、英国、カナダ、イスラエルの62人の被害者を特定したが、盗まれた総額については捜査が続いている。当局は、組織の首謀者とされる人物を25歳のIT専門家と特定し、ネットワークが46人超のウクライナ人を勧誘し、最盛期には月間最大100万ドルの売上高を上げていたと述べた。グループはTelegram上で詐欺的なプロジェクトを宣伝し、架空の投資利益を示したほか、被害者が出金を試みた際にウォレットドレイナーを使って資産を盗んだ。また、パスポート、パスワードなどの個人データも収集していた。捜査員は34カ所を捜索し、コンピューター100台超、携帯電話100台超、SIMカード79枚、GSMゲートウェイ1台、車両15台を押収した。事件は、ウクライナ刑法第190条第5項に基づいて手続きが進められている。