ロビンフッド・マーケッツの株価は9月3日の取引を16.57%高の124.72ドルで終えた。前日終値の106.99ドルから17.73ドル上昇した。アナリストが予測市場やロビンフッド・チェーン、幅広い商品拡大に注目したことが背景にある。ドイツ銀行は目標株価を115ドルから136ドルへ引き上げ、買い推奨を維持した。ロビンフッド・チェーンの手数料収入が予想を上回ったことを受け、1株利益の予想も引き上げた。一方、アナリストのブライアン・ベデル氏は、加速の持続性を見通す材料は限られていると指摘した。チェーンの収入は8月中旬まで1日当たりおおむね20万ドルを下回っていたが、9月2日には約401万ドルに急増した。5日間の合計は1080万ドルに達し、ロビンフッドの手数料収入は約540万ドルとなった。これはドイツ銀行が従来予想していた第3四半期の460万ドルを上回る。これらのブロックチェーン上の数値は、ロビンフッド・マーケッツの企業収入とは別のものである。予測市場の収入は2026年第2四半期に約1億5600万ドルとなった。ベデル氏は、米国企業の主要業績指標(KPI)に連動する契約の取引量が2028年までに1兆ドルを超える可能性があると予測したが、確定した結果ではない。パイパー・サンドラーは目標株価145ドルを維持し、2026年FIFAワールドカップを巡る取引の活発化を受け、今後のNFLとNCAAフットボールのシーズンが取引を押し上げる可能性があると指摘した。モルガン・スタンレーはロビンフッドの投資判断を「オーバーウエート」に引き上げ、目標株価を150ドルとした。スコシアバンクは投資判断を「セクター・アウトパフォーム」、目標株価を136ドルとして新規にカバレッジを開始した。バーンスタインは「アウトパフォーム」と目標株価160ドルを維持した。29人のアナリストのうち24人が株式を「買い」または「強い買い」と評価した。一方、新しいレポートが対象とした期間では、株価は3カ月間で41%、1週間で20%上昇していた。ロビンフッドは第2四半期の収入が約13億1000万ドル、純利益が5億7300万ドル、入金済み顧客数が2840万人だったと報告した。ただし、仮想通貨の取引ベース収入は前年同期比38%減の1億ドルとなった。今回の株価上昇やアナリストの目標株価は、ロビンフッドの長期的なバリュエーションや事業見通しが変化したことを示すものではない。