ウォラー氏が金利据え置きを支持、アジア株上昇で香港ハイテク株が急伸

インフレ鈍化観測を受けて9月の米連邦準備制度理事会(FRB)利上げ観測が後退し、テクノロジー株が買われる中、台湾株は4万6600を上回り、香港のハンセン指数は2.2%上昇した。

ファクトチェック

米連邦準備制度理事会の公式公表資料『ウォラー理事の経済見通しに関する講演-米連邦準備制度理事会』は、主張の2つの要素を正確に裏付けている。すなわち、8月のインフレ率が改善を続けることを条件に、ウォラー氏が金利を据え置く意向を示したこと、また、9月15~16日の会合でインフレが再加速すれば利上げを検討する意向を示したことである。CNBCも同じ条件付きの姿勢を独自に報じている。

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要約

米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は、インフレが鈍化し続ける場合は金利の据え置きを支持すると述べる一方、物価上昇圧力が再加速すれば利上げの可能性を残した。同氏の発言を受け、9月に0.25ポイント利上げが実施されるとの見方は、週初めの約70%から五分五分程度まで低下し、米国株とアジア株を支えた。台湾の主要株価指数は740ポイント超上昇して4万6600を上回った。一方、香港のハンセン指数は約2.2%、541ポイント上昇し、8月21日以来の高値となる2万5751で取引を開始した。日本、韓国、中国、香港、台湾ではテクノロジー株が上昇を主導した。投資家は引き続き、インフレ、エネルギー価格、世界の利回り、関税を巡る不透明感、日銀による追加引き締めの可能性、その他の中央銀行の政策リスクを注視している。

用語解説
  • 連邦公開市場委員会(FOMC): 米国の金融政策を決定するFRBの委員会。9月15~16日の会合が金利見通しの中心となっている。
  • FedWatch: FRBの金利決定について、市場が織り込む確率を追跡するCMEグループのツール。
  • 新規株式公開(IPO): 企業が株式を初めて一般投資家に売り出すこと。Moonshot AIは香港で非公開の上場申請を準備していると報じられている。