フォルクスワーゲン取締役会、5万人削減と4工場での生産終了計画を承認

  • フォルクスワーゲン取締役会、約5万人を削減する計画を承認
  • 過去に合意した削減を含め、削減規模は合計で約10万人に達する
  • 車種を半減し、ドイツ国内4工場で2031~34年に自動車生産を終了

フォルクスワーゲンの取締役会は、最高経営責任者(CEO)のオリバー・ブルーメ氏が提案した大規模なコスト削減計画を承認した。計画では、約5万人を削減し、車種ラインアップを約半分に減らすほか、ドイツ国内4工場での自動車生産を終了する。過去に合意した5万人の削減を含めると、従業員数約65万人の同グループでは、削減規模は合計で約10万人に達する。今回の計画は、中国での低価格競争や米国の関税を巡る逆風に対応することを目的としており、従業員代表や州政府の出資者からの抵抗を乗り越えて承認された。エムデン、ツヴィッカウ、ハノーバー、ネッカーズルムの各工場では、2031~34年に車両生産を段階的に終了し、代替的な活用方法を検討する。夏にこの提案を批判していた従業員代表のダニエラ・カヴァッロ氏は、承認された計画について、同社が次の10年に向けて成長を続けるために必要なものだと述べた。フォルクスワーゲンは、中国での販売低迷を受け、上期の税引き後利益が30%減少したと報告した。今回の施策は、2030年までに売上高営業利益率9%、営業利益で約310億ユーロを目指す同グループの「フューチャー・プラン」に基づくものである。2026年上期の営業利益率は3.8%で、2027~31年には1350億ユーロの投資を計画している。

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