Coinbase DerivativesとCoinbase Financial Marketsは9月1日、米国のトレーダーに個別株無期限契約を提供することを目指し、CFTCと連携しながらSECにForm 1-NとForm BD-Nを提出した。
Coinbaseの公式投稿は、今回の中心的な動きを直接裏付けている。すなわち、Coinbaseは米国で単一株式の永久先物を提供する方針を進め、SECへの届出登録を行った。Coinbase Launches Stock Perpetual Futuresは、これらの契約が株式の所有権ではなく、レバレッジを利用し継続的に取引される合成的な株式エクスポージャーであるとの説明を裏付けている。「SECのお墨付き」という表現は簡略化したもので、同社の正確な表現ではない。Coinbaseは届出登録を行い、SECおよびCFTCと協力すると述べているのであって、SECがすでにこの商品を承認したという意味ではない。
Coinbaseは、米国のトレーダーに個別株無期限先物を提供するため、SECに規制上の届出を提出した。これは、同社が米国外の適格顧客にすでに提供しているデリバティブ商品を拡張する動きである。9月1日、Coinbase Derivatives, LLCはForm 1-Nを提出し、Coinbase Financial Markets, Inc.はForm BD-Nを提出した。これらは初期段階の手続きであり、商品の提供開始が承認されたことを意味するものではない。開始日、対象となる株式、レバレッジ上限は明らかにされていない。同社は、米国で個別株無期限先物を提供するために取り組んでおり、SECおよびCFTCと協力する予定だと述べた。Coinbaseの株価は9月3日、10.14%上昇して192.70ドルとなった。無期限先物には固定された満期日がなく、資金調達メカニズムを使って契約価格を原資産に連動させる。個別株無期限先物は、株式の所有権を付与することなく、個別企業の株式に対するレバレッジをかけた価格エクスポージャーを提供する。Coinbaseは2026年3月、米国外のトレーダー向けにこの商品を開始し、アップル、マイクロソフト、エヌビディア、アマゾンなどの株式を対象とする契約で最大10倍のレバレッジを提供している。今回の提出は、株式無期限デリバティブを有価証券先物として扱うようSECとCFTCに勧告した、Coinbaseの8月の発言に続くものだ。Coinbaseはデリバティブ事業を拡大するため、約29億ドルでDeribitを買収した。9月2日には、カナダの適格投資家向けに仮想通貨先物の提供を開始し、ビットコイン、イーサリアム、ソラナを対象とする23の無期限および期日付き契約に加え、5つの商品先物と、最大10倍のレバレッジを提供するCOIN50指数先物を取り扱っている。