アドビ、12月1日付でチャクラバルティ氏をCEOに起用 ナラヤン氏は会長へ

  • アドビ、12月1日付でアニル・チャクラバルティ氏を社長兼CEOに起用
  • アドビ株、木曜日に6.41%下落 金曜日の寄り付き前取引でも4%安
  • シャントヌ・ナラヤン氏は会長に就任 デービッド・ワドワニ氏はアドビを退社

アドビは12月1日付でアニル・チャクラバルティ氏を社長兼CEOに起用する。約20年にわたりCEOを務めたシャントヌ・ナラヤン氏の後任となる。ナラヤン氏は会長に就き、チャクラバルティ氏はアドビの取締役に加わるとともに、現在のカスタマーエクスペリエンス・オーケストレーション部門と世界フィールドオペレーション部門の責任者を引き続き務める。取締役会は選考プロセスを経て、全会一致でチャクラバルティ氏を選任した。カスタマーエクスペリエンス事業とフィールド組織の拡大に加え、「GenStudio」「Adobe CX Enterprise」「Brand Visibility」などAIを活用した製品への取り組みを評価した。 後継人事の発表を受け、市場は大きく反応した。アドビ株は木曜日に6.41%下落し、金曜日の寄り付き前取引でも4%下落した。最新の報道では、年初来の下落率は約20%とされ、従来の推計の約18%から拡大した。ジェフリーズはチャクラバルティ氏について予想外の人選と指摘し、アドビのクリエーティビティー・プロダクティビティー事業を率いていたデービッド・ワドワニ氏を社内の有力候補とみていた。ワドワニ氏は発表後、アドビを退社した。 チャクラバルティ氏はインフォマティカのCEOを4年間務めた後、2020年1月にアドビへ入社した。投資家は、AIツールによってアドビの中核であるクリエーティブソフトのサブスクリプション需要が弱まるかどうかを見極めている。一方、JPモルガンは、今回の経営人事が不透明感の解消に寄与したとの見方を示した。アドビの次の主要な発表は、2026年度第3四半期決算である。これまでの報道では9月10日とされていたが、最新の報道では9月11日(木)とされている。

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