ビットコイン、8万ドル割れ 強い雇用統計で米利上げ懸念再燃

  • 8月の非農業部門雇用者数が16万2000人増加し、米国株は下落した。
  • CMEフェドウオッチでは、9月利上げの確率が58.4%に上昇した。
  • 米国債利回りとドルが上昇するなか、ビットコインは一時7万8000ドル台で取引された。

ビットコインは一時、7万8000ドル台で取引された。予想を上回る米雇用統計を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が9月に利上げするとの観測が強まったためである。8月の非農業部門雇用者数は16万2000人増加し、最新の報告書が示した市場予想のほぼ3倍となった。一方、CMEフェドウオッチでは、9月利上げの確率が前日から9ポイント上昇し、58.4%となった。 米主要株価指数は9月4日、そろって下落して取引を終えた。ダウ工業株30種平均は0.51%安、S&P500種株価指数は0.38%安、ナスダック総合指数は0.29%安となった。米国債利回りとドルが上昇し、金利に敏感な資産への圧力が強まった。2年物米国債利回りは4.379%、10年物利回りは4.783%に上昇し、ドル指数は0.21%高の99.17となった。 ドナルド・トランプ大統領は改めて、大幅な金利引き下げを求め、要求を米国の通商政策と結び付けた。イエメン政府軍と反政府勢力がバブ・エル・マンデブ海峡周辺で交戦したことを受け、供給途絶への懸念が高まったため、原油価格も上昇した。投資家は、FRBの次の政策決定を見極めるうえで、8月の消費者物価指数(CPI)に注目している。

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