下院歳出委員会の民主党筆頭委員ローザ・デラウロ氏と上院歳出委員会の副委員長パティ・マレー氏によると、国防総省は、国立衛生研究所(NIH)に生物医学研究向けとして配分された数十億ドルへのアクセスを可能にする省庁間合意に署名した。資金提供の可能性があるのは、HIV、インフルエンザ、マラリア、結核、エボラ出血熱の研究を支援する国立アレルギー・感染症研究所である。両議員は、議会には事前に通知されておらず、下院歳出委員会の民主党議員が情報開示を求めた後になって初めて、NIHが国防総省の取り組みを明らかにしたと述べた。デラウロ氏は合意の打ち切りを求め、マレー氏は国防総省の優先事項は年次歳出手続きを通じて進めるべきだと述べた。求められている金額とその用途は依然として不明であり、デラウロ氏はNIHが合意に署名したとは述べなかった。保健福祉省(HHS)は、NIHと国防総省が、感染症やその他の健康上のリスクに対応する治療薬、診断法、防護装備について協力の可能性を検討していたと説明した。これには、最近のエボラ出血熱の流行など、公衆衛生上の緊急事態への対応も含まれる。今回の対立は、戦争関連の資金確保を巡って国防総省が圧力に直面する中で起きた。ホワイトハウスは6月、追加予算として876億ドルを要請し、その内訳は国防総省向け671億ドル、弾薬補充向け210億ドルなどであった。一方、国防長官ピート・ヘグセス氏は7月、上院議員に対し、紛争の費用は推定375億ドルに上ると述べた。トピック記録には以前の資金額として950億ドルが記載されていたが、その後の情報源は修正後の要請額を876億ドルとしている。患者支援団体も、議会に調査を行い、NIHの研究資金が承認された用途に使われるよう確実にすることを求めている。