日経平均株価は9月4日、6万5020.94円で取引を終え、前日比806.46ポイント(1.26%)高となり、4営業日続落を止めて6万5000円台を回復した。米国の早期利上げ観測が後退し、米長期金利が低下したことで、前夜の米国株、特に大型ハイテク株が上昇。その流れが人工知能(AI)や半導体関連銘柄への買いを通じて東京市場に波及した。日経平均は一時900ポイント超上昇し、米主要3指数がそろって上昇するなか、AI・半導体関連株を中心とした買いが相場を主導した。野村ホールディングスは、積極的な株主還元姿勢への投資家の期待を背景に18年ぶりの高値を付けた。9月3日の日経平均はすでに約400ポイント高で寄り付き、9月2日に記録した約2000ポイントの急落の一部を取り戻していたが、取引時間中に予定されていた30年物国債入札や、下落分をほぼ完全に取り戻せるかを前に、多くの投資家は慎重姿勢を維持した。米金融政策を巡る不透明感が和らぐなか、テクノロジー株を軸とするリスク選好が東京市場にも広がった。