Monadは9月2日14:30 UTCにメインネットでMonadTen改定を有効化し、MIP-8によるストレージページの料金体系を導入した。EVM互換ブロックチェーンであるMonadは、連続する128個の32バイトストレージスロットを4,096バイトのページにまとめる。ページ内で最初に実行されるSLOAD(ストレージ読み取り操作)には8,100ガスがかかり、その後の読み取りは、コールフレームがリバートした場合のロールバック対象となるものの、トランザクションの残りの期間は100ガスとなる。メインネットのブロック101672712では、スロット0の読み取りに8,100ガス、スロット1に100ガス、スロット128に8,100ガスがかかった。スロット128は次のページの先頭となるためである。従来の料金体系では、未使用の隣接スロット2つのそれぞれに8,100ガスが課されていた。連続する変数、構造体のフィールド、配列要素は自動的に割引を受けられる一方、マッピングのキーは通常、分散したページに解決される。ただし、マッピングキーの下に格納された構造体内のフィールドは連続したままとなる。ページ境界をまたぐ読み取りでは、コールド状態の基準である8,100ガスが維持されるため、節約効果はアクセスパターンとスロットの集中度に左右される。MIP-8はEVMの実行セマンティクスを維持する一方、アクセスリストのツール、ストレージ証明、ガス見積もりに関する要件を変更する。EIP-2930のエントリーは現在、ページをウォーム化し、証明フォーマットはページモデルを表現する必要がある。仕様では、ストレージ操作コードのガスコストをハードコードしているコントラクトを主な互換性リスクとして挙げ、開発者には一緒に読み取るデータを互いに近い位置に格納するよう促している。