ノルウェー政府系ファンド、米国債約800億ドル削減を提案

  • NBIMはベンチマークに占める国債の比率を70%から50%に引き下げる案を提案した。
  • NBIMの計画では、米国債の組み入れ比率を34.1%から21.9%に引き下げ、約800億ドル削減する。
  • ノルウェーの政治当局が、2027年1月までに予定される専門家評議会の審査後に決定する。

ノルウェーの2.3兆ドル規模の政府系ファンドを運用するノルウェー中央銀行インベストメント・マネジメント(NBIM)は、債券ベンチマークに占める国債の比率を70%から50%に引き下げ、米国債の保有額を約800億ドル削減する案を提案した。米国債の組み入れ比率は34.1%から21.9%に低下する。ファンドは2026年6月末時点で約2150億ドルの米国債を保有しており、今回の削減幅はこの保有額の約37%に相当する。国債全体へのエクスポージャーは推定1060億ドル減少する。 NBIMは資金を政府以外の米国債券資産に振り向け、政府系住宅ローン担保証券、社債、政府関連債務などへの配分を16.2%から27.6%に引き上げる。ドル建て資産へのエクスポージャーは、現在の52.9%から52.5%へと、おおむね横ばいとなる見通しだ。国債指数の構成比については、国内総生産(GDP)に基づく方式から時価総額加重方式への変更も求めている。 ノルウェー中央銀行のアイダ・ウォルデン・バッケ総裁とNBIMのニコライ・タンゲン最高経営責任者(CEO)は、国債の配分を50%とすれば市場が混乱した際の流動性ニーズを満たしながら、リスクプレミアムへのエクスポージャーを高められると説明した。この提案はノルウェーの政治当局による決定を経る必要がある。専門家評議会の審査は2027年1月までに予定され、議会での協議は2027年春に計画されている。承認された変更は段階的に実施される。

当サイトの情報はAIを用いて生成されており、正確性を保証するものではありません。 参考情報としてご活用ください。