シーインは香港上場を果たし、買収を軸とする成長段階に入る準備を進めている。手元資金150億ドルと新規株式公開(IPO)で調達した17億4000万ドルを活用する。同社の目論見書で、米ブランドのエバーレーンを8000万ドルで買収する契約が確認された。自社ブランドと買収ブランドを横断するプラットフォーム構築に向けた計画の試金石となる。株価は38.14香港ドルで取引を終え、公開価格を20%超下回った。売上高の伸びも、2025年の8%から2026年第1四半期には1.1%へ鈍化した。アナリストは、シーインがエバーレーンのサステナビリティ重視のブランドイメージを損なうことなく、サプライチェーンと物流のインフラで再現可能なモデルを支えられると示す必要があると指摘している。マーケットプレイスサービスの売上高は自社製品の売上高を上回るペースで伸びているものの、規模はなお小さい。