米財務省、イラン資金ルート疑惑でGolden Globalなど制裁

  • 米財務省、イラン関連の資金移動疑惑を巡りGolden Global Bankとトルコの関連会社2社を制裁対象に指定
  • 財務省、3社がIRGCコッズ部隊向けに数千万ドル規模の取引を仲介したと主張
  • Golden Globalは疑惑を否定し、制裁を巡り法的措置を講じる方針を表明

米財務省は2026年9月4日、イスタンブールに拠点を置くGolden Global Yatirim Bankasi Anonim Sirketiと関連会社2社を制裁対象に指定した。中国からトルコを経由してイラン産原油の収益を移動させ、現金や金に換えるとともに、イスラム革命防衛隊コッズ部隊(IRGC-QF)向けに数千万ドル規模の取引を仲介したと主張している。3社はベッセント財務長官の「Operation Economic Outcast」の下、米外国資産管理局(OFAC)の特別指定国民(SDN)リストに追加され、米金融システムから締め出されることになった。Golden Globalは疑惑を否定し、国内外の銀行規則を順守しているとしたうえで、法的救済を求めると表明した。また、OFACの措置で名前が挙がった当事者は同行の顧客ではなく、過去にも顧客だったことはないと説明した。トルコ駐在のトム・バラック米大使は、今回の措置は1金融機関に関するものであり、トルコや同国の金融システムに対する評価と受け止めるべきではないと述べた。米財務省の措置は、バンク・ミスルのアラブ首長国連邦(UAE)事業への対応に続くもので、ベッセント氏がワシントンはテヘランに対する経済的圧力を強めていると述べた時期に行われた。

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