ビットコインを財務資産の中核に据える企業で、旧社名がマイクロストラテジーだったストラテジーは、オンラインの公式グッズストアでビットコインのブランドを施したナイキ「エア ジョーダン」を250ドルで販売している。このミッドカットスニーカーは、レザーのオーバーレイとストラテジーのロゴをあしらい、初代「エア ジョーダン1」のシルエットをベースにしている。ただし、ナイキやジョーダン・ブランドとの公式コラボレーションではなく、カスタム商品として販売されている。ナイキ ダンクも250ドルで掲載されている。 ストアの商品は、10ドルのビットコイン柄シューレースからスニーカーまで53点に及ぶ。決済ではビットコインではなく、Apple Payなどのカードやデジタルウォレットを利用できる。今回のグッズ展開は、ストラテジーのビットコインを軸とした企業ブランドを拡張するものだが、購入者に同社のビットコイン保有分に対する権利を与えたり、1株当たりビットコイン指標を変更したりするものではない。 ビットコインの直近の強気相場が同社の追い風となるなか、ストラテジーのMSTR株は1カ月で45%上昇し、過去6カ月の下落分を取り戻した。ナイキ株は0.95%安の38.40ドルで取引され、過去1年では48.63%、年初来では40%下落している。大中華圏での販売低迷や関税コストに加え、会計年度の売上高が1桁台前半の減少となる見通しが重しとなっている。