マイクロソフト株は、好調な2026年度第4四半期決算にもかかわらず、500.04ドルで寄り付き、1.98%下落した。ステイフェルは目標株価を450ドルから530ドルに引き上げた一方、投資判断は「ホールド」に据え置いた。売上高は18%増の900億ドル、純利益は31%増の358億ドルとなり、Azureなどのクラウドサービス売上高は43%増加した。Microsoft Cloudの売上高は593億ドル、粗利益率は65%に達した。Azureの成長率は前四半期の39%から加速し、2027年度第1四半期の会社予想は45%となっている。ステイフェルのアナリスト、ブラッド・リーバック氏は、Azureの拡大とM365 Copilotの導入加速を指摘した。導入は限定的な試験から全社展開へと移行しているという。経営陣は、Copilotのハイブリッド型収益化モデルについて、座席数に基づくサブスクリプションと従量課金を組み合わせると説明した。一方、契約者数よりも、プレミアムプランへの移行とユーザー当たり売上高が重要だとしている。リーバック氏は、大幅な再評価にはAzureの成長加速、または設備投資の伸びをAzureの拡大率未満に抑えることが必要だと述べた。マイクロソフトはデータセンターを31カ所追加し、商業上の残存履行義務は84%増の6780億ドルとなった。競争面では、グーグルの市場シェア拡大と、マイクロソフトとOpenAIの提携による優位性の低下が懸念材料となっている。サティア・ナデラ氏による約4300万ドル相当の株式売却は、2026年3月8日に採用された事前設定済みのRule 10b5-1プランに基づき、9月1日に実施された。バンク・オブ・アメリカ・セキュリティーズは目標株価を600ドルに引き上げ、キーバンクは「オーバーウエート」の投資判断と600ドルの目標株価を維持した。市場全体のConsensusは「ストロング・バイ」で、買い推奨は32件、ホールドは1件、平均目標株価は571.41ドルとなっている。