メローニ政権、戦後イタリアで最長の政権に

  • ジョルジャ・メローニ氏の連立政権は、第二次世界大戦後のイタリアで最長の政権となった。
  • イタリアの財政赤字はGDP比で2023年の7.4%から2025年には3.1%へ低下した。
  • 元首相らは、低成長と改革の停滞がなおイタリア経済を脅かしていると指摘した。

2022年10月に発足したジョルジャ・メローニ首相の連立政権は、在任期間が1400日を超え、シルビオ・ベルルスコーニ政権が2005年に記録した期間を上回った。これにより、第二次世界大戦後のイタリアで最長の政権となった。この節目は、80年間に68の政権が誕生した同国では異例の政治的継続性を反映している。市場は政権の安定性に加え、財政状況の大幅な改善を評価した。イタリアの財政赤字は国内総生産(GDP)比で2023年の7.4%から2025年には3.1%へ低下し、イタリア国債とドイツ国債の利回り格差も大幅に縮小した。パオロ・ジェンティローニ氏、マリオ・モンティ氏、エンリコ・レッタ氏の元首相3人はCNBCに対し、安定性だけでは不十分だと述べた。2025年の経済成長率が0.5%にとどまったことや、7月の若年失業率が18.9%、債務残高の対GDP比が137.1%に達したことを理由に挙げた。3氏は、競争の促進、脱税への取り締まり強化、欧州諸国との協力深化など、構造改革が必要だと訴えた。信認が高まり、借り入れコストが低下したにもかかわらず、投資家の間ではイタリア国債を巡る見方が分かれている。

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