取引量で世界第2位の仮想通貨取引所であるBybitは9月3日、8000万人のユーザーがBybit残高からMesh対応プラットフォームで直接支払えるよう、Meshと提携したと発表した。Bybit Payを通じ、ユーザーは決済時やアカウントへのチャージ時に同サービスを選択でき、資金を引き出したり、資産を手動で交換したりする必要がない。Meshに接続する企業は、別のオンランプを構築せず、既存の統合を通じてBybitの世界的な顧客基盤にアクセスできる。Bybitの決済網がバックグラウンドで交換と決済を処理するため、顧客がある資産を使って支払っても、加盟店は別の資産を受け取れる。Bybit Payは9月3日からMesh上の企業が利用できるようになった。今回の提携は、MastercardのCrypto Credentialネットワークへの参加や地域パートナーの追加など、Bybitの決済戦略を拡大するものだ。ステーブルコインなどのデジタル資産が日常の商取引に浸透し、取引所が決済分野で従来型フィンテック企業とより直接的に競合するなかで、両社は提携に踏み切った。統合が加盟店の導入をどの程度促すかは不透明だが、Bybitにとっては、ユーザーをエコシステムの外に出さずに決済プラットフォームとつなぐ新たな手段となる。