エニは、国営ベネズエラ石油(PDVSA)とオリノコベルトのフニン5重質油プロジェクトを開発する契約を締結し、ベネズエラから支払われていない23億ドル超を回収できる見通しを高めた。エニとPDVSAは年間約15億ドルを投資し、生産量を現在の約日量1万2000バレルから、2030年までに日量40万バレルへ引き上げる計画である。今回の合意により、エニが保有する既存権益は25年間の生産分与契約に切り替えられ、エニが油田の運営を担う。エニはペルラ天然ガス事業に関連する債権のほか、生産が停止しているコロコロ沖合油田の権益も保有している。アナリストによると、フニン5の合意と、将来的なベネズエラ産ガス輸出の可能性を認めた3月の合意は、エニによる債権回収を後押しし、生産拡大を支える可能性がある。