Altrataの「Billionaire Census 2026」によると、2025年末時点の世界のビリオネア人口は3795人となり、前年から8.2%増加した。一方、資産総額は12.8%増の過去最高となる15.1兆ドルに達した。ビリオネア人口の増加率は5年ぶりの大きさとなったが、AI主導の相場上昇でテクノロジー企業の評価額が押し上げられ、創業者や大株主の保有資産が膨らんだことで、資産総額は人口を上回るペースで増加した。1人当たり500億ドルを超える29人の超富裕層は、合計4.1兆ドル、ビリオネア全体の資産の27%を保有していた。ビリオネアが占める割合は、純資産500万ドル超の世界人口の0.07%にとどまる一方、この層の資産総額の13%を保有していた。地域別では北米が1337人で最多となり、欧州が1081人、アジアが881人で続いた。国別では米国が1265人、中国が363人だった。ビリオネアが多い都市としては、ニューヨーク、香港、サンフランシスコ、ロンドン、シンガポールが挙げられた。ビリオネアの平均年齢は71歳で、62%が自力で財を築いた。Altrataによると、今後10年間にビリオネアの資産から相続または寄付に回る額は6.6兆ドルに上る見通し。相続を受ける成人の相続人の平均年齢は48歳で、テクノロジー、気候変動、インパクト投資への関心が強いという。