ユニスワップv4、導入済みプールのフックが9万件超に急増

  • ユニスワップv4では、少なくとも1つの導入済みプールに接続されたユニークなフックが9万件を超えた。
  • 2026年1月中旬までに、ユニークなフックアドレスは8万9955件記録された。
  • ユニスワップv4では、プールシステムとともにフックとシングルトン型PoolManagerのアーキテクチャが導入された。

ユニスワップv4では、少なくとも1つの導入済みプールに初期化・接続されたユニークなフックが9万件を超えた。Dune Analyticsなどのオンチェーン・ダッシュボードが示した。これは、2026年初頭に記録された約2万2600件の約4倍に当たり、2025年1月以前には存在しなかった機能が急速に普及していることを示す。フックは、スマートコントラクト(自動執行型のブロックチェーンコード)で構築されたプラグインで、スワップの前後や流動性の追加・削除など、プールのライフサイクル上で定められた段階に実行される。開発者はフックを使い、ユニスワップの中核プロトコルを変更したりフォークしたりせずに、ボラティリティに応じた変動手数料などの機能を導入できる。v4の設計では、フックのアドレスにエンコードされた権限情報を使ってストレージ参照を減らすほか、フックの仕組みとシングルトン型のPoolManagerを組み合わせている。これにより、v3のようにプールごとに別のコントラクトをデプロイするのではなく、すべてのプールを1つのコントラクトに収めている。この構造によってデプロイコストが下がり、複数のプール間のやり取りも安くなる。注目例としては、Sparkと共同開発し、監査を受けたうえでオープンソース化されたDualPoolがある。これは、スワップに必要となるまで、遊休状態の集中流動性を利回りを生む戦略に振り向けるものだ。その他のフックには、ボラティリティや取引量に応じて手数料を調整するものや、MEV(取引の順序付けから抽出される価値)を対象とするものがある。後者は、通常サーチャーやブロックビルダーが得る価値の獲得または再分配を目指す。

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