現代自グループ、米投資計画を260億ドルに引き上げ

  • 現代製鉄はルイジアナ州で、完全一貫型の電気アーク炉工場HPLSを建設している。
  • HPLSの直接還元工程は、石炭火力の高炉と比べて炭素排出量を約70%削減する。
  • HPLSは2029年の商業生産開始を目指し、年間生産能力は270万トンとなる。

現代製鉄-POSCOルイジアナ製鉄(HPLS)は、ルイジアナ州ドナルドソンビルで建設が進む、総額58億ドルの完全一貫型電気アーク炉工場で、自動車鋼板の生産に特化する。商業生産は2029年に始まる予定で、年間生産能力は270万トン。内訳は自動車鋼板が180万トン、一般鋼材が90万トンとなる。直接還元プラントでは、天然ガスなどを使って鉄鉱石を直接還元鉄(DRI)に加工する。現代製鉄によると、この工程は石炭火力の高炉と比べ、炭素排出量を約70%削減できる。HPLSの出資比率は現代製鉄が50%、現代自動車と起亜がそれぞれ15%、POSCOが20%である。工場の自動車鋼板生産分のうち、140万トンは現代自動車、起亜、POSCOに割り当てられる。このプロジェクトは現代自動車グループの米投資計画の一部で、計画規模は2025年3月の210億ドルから260億ドルに引き上げられた。

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