ピーター・シフ氏は、ビットコインのマイナーが消費するエネルギーでは資産を裏付けられないとの主張を改めて示し、ビットコインは通貨の未来だとするビットコイン・マキシマリストのジェフ・スワンソン氏の主張に反論した。スワンソン氏は、エネルギー消費、固定された発行スケジュール、過去最高の計算能力を主張の柱に挙げた。シフ氏は、マイナーが使った後は電力が消滅する一方、金は採掘後も残ると論じた。この論争は、人工知能(AI)への電力振り向けやマイナーのネットワーク離脱を背景に、ビットコインのハッシュレートが数カ月にわたり低下する中で起きた。スワンソン氏は米政府債務を39兆ドルとしたが、財務省のデータによると、政府債務残高は8月18日に40兆ドルを超え、9月3日には40兆1000億ドルに達した。ビットコインは日曜日、7万9600ドル近辺で取引され、24時間でおよそ1.5%下落した。シフ氏は以前、ビットコインの上昇益を逃したと認めた一方、長期保有者の運用成績は主張されているほど良くなかったと論じていた。今回のやり取りでも双方は譲歩せず、政府債務が過去最高を更新する中、ビットコインの裏付けを巡る論争が再燃した。