英国の雇用市場は8月、慎重ながら改善を示した。REC・KPMGの正規採用指数は、7月の中立水準50.0から50.5に上昇し、2022年9月以来初めて拡大を示した。派遣の請求額も大幅に拡大し、求人の減少ペースは鈍化した。候補者の供給は、解雇の影響もあり3カ月ぶりの速いペースで増加し、正規雇用の初任給の伸びは1月以来の強さとなった。RECの調査を別の形で説明した内容では、常勤採用が4年ぶりに増加したとされた。 英統計は、投資家がヒーリー財務相の来月の予算案を前にした初の主要演説を待つ中で発表された。米雇用主は8月に16万2000人を採用し、エコノミスト予想の6万5000人を上回った。一方、失業率は4.1%で横ばいとなり、年間賃金上昇率は3.1%と5年ぶりの低水準に鈍化した。先物から算出される米連邦準備制度の利上げ確率は60%弱に上昇し、市場を圧迫した。ポンドは1ポンド=1.35ドルをわずかに上回る水準を維持。米国がイランの石油タンカーを攻撃し、テヘランがホルムズ海峡への脅威を示した後、原油は7週間ぶりの高値に近づいた。ビットコインは一時3.5%下落し、7万8649ドルとなった。直前には8万ドルを上回って取引されていた。