銅先物は月曜日、1ポンド当たり約6.55ドルに下落し、2日続伸に終止符を打った。米雇用統計を受け、米連邦準備制度が今月利上げするとの観測が強まったためである。米雇用主は8月に16万2000人を増員し、予想の5万6000人をほぼ3倍上回った。6月と7月の雇用者数も合計5万5000人上方修正された。トレーダーが織り込む米連邦準備制度の9月15~16日の会合での0.25ポイント利上げ確率は約58%となり、統計発表前の約49%から上昇した。ホルムズ海峡周辺で船舶への攻撃が発生したことを受け、ブレント原油が1バレル当たり97ドル近くまで上昇し、WTIも92ドルを上回ったため、原油もインフレ懸念を強めた。コンゴの輸出禁止措置やチリ、ペルーの生産減少、エルニーニョ現象に関連する供給障害が銅を支え、銅価格は過去最高値近辺にとどまった。関税を巡る不透明感も、COMEXの銅在庫を過去最高水準に押し上げた。