ウクライナはロシアの製油所など戦略インフラを長距離ドローンで攻撃し、経済的な損失を与えるとともに、紛争を終結させるようモスクワに圧力をかけている。今回の攻撃では、ペルミのルクオイル・ペルムネフテオルグシンテス製油所と、ニジネカムスクのタネコ施設が標的となった。両施設の年間原油処理能力は合わせて約2900万トンに上る。2026年半ばまでに、ウクライナ軍はロシア最大級の製油所10カ所のうち8カ所を攻撃しており、ロシア全体の原油処理量の減少や、一部地域の燃料不足につながっている。ウクライナ当局者は攻撃作戦を「長距離制裁」と呼んでいる。一方、ロシアのプーチン大統領は、攻撃によって軍事目標が変わることはないと述べており、ロシアは報復としてドローン攻撃を続けている。