中国は特別債3000億元を活用し、国有保険5社の資本増強を支援する。保険業界向けにこの資金調達手段が使われるのは初めてとなる。5社と銀行3行は、財政部や他の株主からの資本注入を通じ、合計で最大3600億元を調達する計画である。5社には財政部から700億元が注入され、中国人寿保険(集団)公司には350億元、中国太平保険集団には70億元が割り当てられる。中国人民保険集団(PICC Group)は、財政部を対象とするA株の第三者割当増資で最大150億元を調達する計画である。アナリストによると、今回の資本注入は、特に国債利回りの低下で影響を受けた中核ソルベンシー比率への圧力を和らげ、長期的な株式投資を制約していた要因を取り除く可能性がある。保険株は下落した。一部投資家が株式の希薄化に注目し、措置が経済全体への景気刺激策につながるか疑問視したためである。