金、原油・イランリスクで4400ドル近辺 円高・利回り上昇

  • 金は4400ドル近辺で推移し、米国・イラン紛争がエネルギー供給、インフレ、金利を巡る懸念を高めるなか、ブレント原油は97ドルに迫った。
  • スポット金は1オンス当たり4409.68~4428.23ドルと報じられ、円は0.6%高の153.51円に上昇。市場が織り込む米連邦準備制度の25ベーシスポイント利上げ確率は約60%となった。
  • 米国の祝日明けにアジア株はまちまちとなった。日本の7月実質賃金は2.4%増加し、カナダは約200億ドル相当の米国製品に関税を課した。投資家は米インフレ指標の発表を待っている。

米レーバーデー明けの世界市場は、米国とイランの紛争が長期化し、エネルギー供給を脅かしてインフレリスクを高め、中央銀行の政策見通しを複雑にするなか、慎重な取引となった。スポット金は一時0.5%高の4428.23ドルを付け、1オンス当たり4409.68ドルとの報道もあった。ブレント原油は1バレル97ドルに迫った。円は0.6%高の153.51円と、2月18日以来の高値に上昇した。アジア株はまちまちで、米10年国債利回りは4.788%に上昇。市場が織り込む9月会合での米連邦準備制度による25ベーシスポイントの利上げ確率は約60%となった。米雇用の力強さ、日本の上方修正された成長率と実質賃金の伸び、カナダによる約200億ドル相当の米国製品への関税、今後発表される米生産者物価・消費者物価のデータが見通しを左右した。ビットコインは0.1%高の7万9333.01ドル、イーサは0.2%高の2498.94ドルとなった。

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