ゴールドマン・サックスは9月7日、中東で船舶への攻撃や海上輸送の混乱が悪化すれば、ブレント原油は1バレル=120ドルに達する可能性があると警告した。ブレントは97ドル近辺で取引されているが、地域の輸出が正常化すれば80ドルまで下落する可能性がある。ゴールドマン・サックスでグローバル・コモディティー調査部門の共同責任者を務めるダーン・ストルイフェン氏は、ホルムズ海峡を巡る米国とイランの交渉が行き詰まる中、最近の出来事は混乱が拡大・深刻化する可能性を示していると述べた。同銀は、原油よりも大きな供給ショックに見舞われていることを理由に、地政学的リスクをヘッジする手段として、ディーゼルを含む世界の天然ガスと石油製品のロングポジションを推奨している。中国は原油価格が高い局面で輸入を減らし、石油市場を安定させると見込まれているが、天然ガスと石油製品では同じ役割を果たしていない。