CNG車、ハイブリッド車、電気自動車を合わせた代替燃料車が8月、インドの乗用車市場で約42%を占め、約41%だったガソリン車を初めて上回った。内訳はCNG車が25%、ハイブリッド車が9%、電気自動車が8%で、いずれも前年から拡大した。8月の乗用車販売台数は前年同月比16%増の過去最高となる40万2398台、乗用車以外を含む自動車小売販売台数は17.5%増の240万台に達した。燃料価格の上昇や中東情勢の緊迫化、E10からE20ガソリンへの移行を巡る消費者の懸念が、維持費の低い車両への需要を支えている。輸入原油への依存を減らすことを目的としたエタノール政策は、燃費やエンジン性能への影響を懸念する旧型車の所有者から批判を受けている。インドは原油の約90%を輸入しており、トヨタ自動車、スズキ、タタ・モーターズ、マヒンドラ・アンド・マヒンドラなどの自動車メーカーは、ハイブリッド車、CNG車、電気自動車の品ぞろえを拡充している。政府のE20への対応と、より広範な燃料政策が、市場の次の局面において引き続き重要となる。