世界最大の政府系ファンドであるノルウェーの2.3兆ドル規模の政府年金基金グローバルは、ポートフォリオに占める国債の比率を70%から50%に引き下げ、約750億〜800億ドルに上る米国債の保有を2027年にも段階的に削減する案を提案した。ノルウェー中央銀行インベストメント・マネジメント(NBIM)は、残る債券配分について、債券市場全般のリスクプレミアムへのエクスポージャーを確保すべきだとしているが、この提案には議会の承認が必要となる。投資家が、利回り上昇や発行増、インフレ懸念、根強い財政赤字を背景に、残存期間の長い国債を中心とする政府債務を見直す中での計画となる。ドイツ銀行によると、海外投資家による米国株への資金流入は、世界金融危機の時期を除けば初めて、債券への資金流入を上回った。