インド10年国債利回り、流動性が過去最高となり6.97%へ上昇

  • RBIは30日物と翌日物の流動性オペを通じて6兆ルピー超を吸収した。
  • 銀行システムの流動性は9月6日に11兆6000億ルピーに達し、預金の約4%に相当した。
  • RBIによる流動性の総吸収額は8兆5000億ルピーを超え、資金はオペの満期に伴って戻る。

インドの銀行システムの流動性は9月6日に過去最高の11兆6000億ルピーに達し、インド準備銀行(RBI)は30日物と翌日物のオペを通じて6兆ルピー超を吸収した。銀行は30日物入札で2兆5900億ルピーを預け入れ、翌日物入札では3兆5300億ルピーを提示した。一方、RBIによる流動性の総吸収額は8兆5000億ルピーを超えた。30日物オペは7兆ルピーを吸収する予定だったが、参加は限られた。トレーダーはその理由として技術的な不具合を挙げたが、事情を知る匿名の関係者は、すべての応札がRBIのe-Kuberシステムを通過し、不具合はなかったと述べた。既存の記録にある従来報道では、流動性余剰は10兆7300億ルピーとされていた。余剰資金が長期化すれば、インフレや金融資産のリスクを高める可能性がある。RBIは、インフレと成長が強まれば利上げが視野に入る可能性を示している。指標となる6.94%の2036年償還国債利回りは、前週末に6.9625%で取引を終え、週間では5ベーシスポイント上昇した。原油高や米国債利回りの上昇も債券の重しとなった。銀行がより長期のオペに資金を固定することに消極的なため、RBIは市場安定化スキーム債や売買スワップなどの手段を組み合わせる可能性がある。吸収された資金は、オペの満期に伴って戻ることになる。

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