ファーウェイ・テクノロジーズは9月7日、広州で「Mate XT 2 Ultimate Design」を発表した。アップルが折りたたみスマートフォン市場に参入するとみられる数日前の発表となった。ファーウェイにとって第3世代となる三つ折り端末の価格は1万9999元(約3000ドル)からで、9月12日午前10時8分に販売を開始する予定である。端末には、同社が6年ぶりに投入する新型Kirin旗艦プロセッサー「Kirin 9050 Pro」を搭載し、「LogicFolding」というチップ設計思想も打ち出した。小米(シャオミ)も「18 Fold」の準備を進めている。同端末にはCXMT製メモリーと、シャオミ独自の「Xring O3」プロセッサーを採用し、アップルが投入するとみられる折りたたみ式iPhoneに似たパスポート型のデザインになる見通しである。ファーウェイの販売開始を前に、転売業者は在庫品の販売、先物予約、購入者に電子商取引アカウントや携帯電話の認証コードの開示を求める代理購入を提示した。PDDホールディングスとサイバーセキュリティー専門家の裴志勇氏は、こうした取引によって個人情報が流出し、アカウントが利用停止となる恐れがあるほか、購入できる可能性の向上にもつながらないと警告した。今回の発売は、スマートフォン市場全体が縮小し、部品コストが上昇する一方、折りたたみ端末が比較的底堅さを保つなか、中国メーカーが高価格帯端末への移行を目指していることを浮き彫りにした。