ビットコインの流動性に改善の兆しが出ている。実現時価総額の30日変化率が8月24日にプラスに転じ、87日間続いたマイナス圏を脱したためである。指標は9月6日までに+0.10%から+0.88%へ上昇し、実現時価総額は30日間で93億6000万ドル増えて1兆680億ドルとなった。オンチェーンアナリストのアクセル・アドラー・ジュニア氏は、BTCが8万ドル前後で変動するなかでも実現時価総額が増え続けていることについて、資本の長期的な縮小が反転していることを示唆すると述べた。実現時価総額は、コインが最後に移動した時点の価格に基づいてビットコインを評価する指標であり、流動性の流入・流出や投資家行動、市場センチメントの把握に役立つ。アドラー氏は、持続的な回復には30日変化率がプラスを維持し、実現時価総額全体が拡大し続ける必要があると指摘した。