DBS・シティ、初の週末米ドル決済を数分で完了 SWIFT台帳活用

  • DBSとシティ、SWIFTのデジタル台帳を使い週末の米ドル決済を完了。
  • 9月5日のシンガポール・ニューヨーク間送金は、トークン化預金を使い数分で決済を完了した。
  • シティは2026年7月、SWIFTの24時間365日対応クロスボーダー決済の試験運用に加わった。

DBSとシティは、SWIFTのデジタル台帳上でトークン化預金を使い、シンガポールと米国間で初となる週末のクロスボーダー米ドル決済を完了した。9月5日にDBSのシンガポール事業部門とシティのニューヨーク拠点との間で行われた送金は数分で決済を完了した。通常の銀行営業時間外では、こうした決済に1〜2営業日かかる可能性がある。両行は決済金額を明らかにしていない。 ブロックチェーン基盤のデジタル台帳は、24時間体制の決済を支援するため、SWIFTと複数の銀行が試験運用している。トークン化預金は、銀行預金を共有台帳上のデジタルトークンとして表現したものである。銀行は、稼働時間が限られているコルレス銀行や決済システムに依存せず、直接価値を移転できる。 DBSはSWIFTの12行で構成する中核設計グループに参加する唯一のアジア本拠の銀行である。一方、シティは2026年7月、SWIFTの24時間365日対応クロスボーダー決済の試験運用に加わった。シティはまた、クリアリング・ハウス主導の米銀コンソーシアムにも参加しており、同コンソーシアムは2027年前半の稼働開始を目標に、トークン化預金ネットワークを開発している。SWIFTの試験運用は年末まで続く見通しで、その後、参加銀行が導入拡大を判断する。

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