メキシコの自動車輸出は2026年8月、前年同月比1.3%増の30万475台となり、7月の9.7%減から回復した。輸出数量の増加率が最も大きかったのはBMWグループで31.4%増、ゼネラル・モーターズ(GM)が16.8%増、ステランティスが15%増と続いた。メルセデス・ベンツの出荷は95.3%減、フォード・モーターは41.3%減、マツダは25.2%減と大幅に落ち込んだ。メキシコの自動車出荷の76.3%が米国向けであるため、同国の自動車産業は米通商政策の影響を受けやすい。2期目のトランプ大統領はメキシコを含む複数の国に関税を課した。トランプ政権はUSMCAを更新しない方針も決定したが、加盟国が脱退しない限り、協定は今後10年間存続する。年次見直しによって大幅な変更が生じる可能性がある一方、米国とメキシコは2国間の通商交渉を続けている。