アリアングループは、アリアンスペースが2027年から予定するアリアン6の年間9~10回という安定した打ち上げペースを上回る増便の是非を検討している。クリストフ・ブリュノー最高経営責任者(CEO)によると、同社は欧州宇宙機関(ESA)および約600社からなるサプライチェーンと、増産の可能性について協議している。最大の課題は、固体推進剤の供給を拡大するために必要な投資を見極めることである。衛星配備がボトルネックに直面する可能性があるため、ESAもアリアン6とベガCの打ち上げペース加速を検討している。協議は、欧州の宇宙分野での自立をテーマに9月9~10日に開催されるフランスの首脳会合を前に行われている。アリアン6の遅延により、欧州が一部の打ち上げでスペースXに依存していることへの懸念が広がっている。