OpenAIによるGPT-6「アストラ」の発表を受け、同社のインフラおよび投資ネットワークに関わる企業の株価が上昇し、企業が汎用人工知能(AGI)を正式に宣言するとの観測が急速に強まった。Kalshiのトレーダーは、2027年4月1日までにそのような発表がある確率を、前日の32%から62%に引き上げ、一時は72%に達した。Polymarketでは、2026年12月31日までに宣言が行われる確率が19%から28%に上昇した。エヌビディアのジェンスン・フアンCEOは「AGIは到来した」と述べ、OpenAIのグレッグ・ブロックマン社長は、同社が「今やAGIの時代に入ろうとしている」と語った。アストラはエヌビディアのGrace Blackwell GPUを約10万基使って学習し、OpenAI向けにはさらに40万基が稼働する予定である。ブロードコムは推論用チップ「Jalapeno」を開発した。OpenAIは、ARC-AGI-3で99.9%を記録し、前モデルの7.8%を上回るなど、主要ベンチマークで大幅な改善を報告した。ただ、アストラが合意されたAGI基準を満たすかどうかについて、研究者からは異論が出ている。今回の発表を受け、AIの安全性、再帰的自己改善、インフラ投資、データセンター拡張の規模に投資収益が見合うのかを巡る議論も再燃した。